
出産祝いのお返し、どうする?
2025/04/18
皆様こんにちは!ブランド担当のケイです。
季節は巡っていきますが、衣替えのタイミングを毎年見失いがちな私、今年こそは出遅れずに!と意気込んでいます。
さて、3回に渡りお届けしてきた「出産祝い」テーマの連載、最終回で取りあげるのは、お返しギフトについてです。
MuSuBi CLUBのアンケートで、子育て中の方100人に「お返しで悩んだこと」などをお聞きしました!
※育児中の方100名が対象(2025年3月MuSuBi CLUB実施アンケート回答より)
そうですよね…!
金額や内容に迷うのに加え、とくに出産後は体調も整わなかったり、ベビーのお世話で始終忙しい状況だったりで、テキパキ手配を進めるのが大変。
お祝いをいただくのはとてもありがたく、その気持ちを早くお返ししたい。
でも気持ちに行動が追いつかない…という葛藤も💦
先輩ママパパは実際どんなものを選んだのでしょうか?
\ ランキング上位を発表! /
実に半数の人が「ギフトカタログ」を選んでいます。
相手の好みがわからないので、自由にギフトを選んでもらえるのが利点と考える人が多いようです。特色ある魅力的なギフトカタログがたくさん登場していて、「おしゃれなお店」「グルメ重視」など、お礼の気持ちを込めてこだわって選んだという回答も多く寄せられました。
ギフトカタログとお菓子に圧倒的に票数が固まりましたが、このほかにも素敵なギフトアイデアがたくさん!
すべてはご紹介しきれませんが一部を挙げると・・・
内祝いとして名入りなど特別な準備をされた方も入れば、日常的に使えるものを選ばれた方も。
どれも想いがこもっていて素敵ですよね!
カラフルなお蕎麦セットに有機野菜のスープ…♪
こんなお返し受け取ってみたいです!(つい心の声が出てしまいました 笑)
そもそも内祝いって?
先輩ママパパの回答にもちらほら出てきた「内祝い」の文字。
「お返し」とだいたい同じ意味で使われることが多くなっていますが、そもそも「内祝い」って何なのでしょうか。
内祝いは、もともとは「内輪のお祝い」という意味があるそうです。
結婚や出産など身内の慶事を祝うため、家族や近隣に住む人などを家に招いて報告したり、お祝いの席を設けたりしていた家庭のしきたりに由来する言葉です。
つまり、いただいたお祝いに対して準備して贈る「お返し」とは異なり、お祝いをいただかない場合でも、感謝の気持ちを込めて贈ることができるのが本来の「内祝い」。
そして、出産の内祝いを贈るタイミングは、お宮参りの後が目安。
ただ、他のしきたりと同様、代々習慣化されている側面があるため、時期や内容は地域によっても異なります。 現在は、内祝い=お返しと考えられていることも多いこともあって、時期や内容も個々に柔軟に対応されている方が多いと思います。
今さら聞けない贈りものマナー
Q.お返しは、早すぎてもダメ?
お返しを贈る時期が早すぎるのはダメ!と聞かれた方もいらっしゃるかもしれません。調べてみたところ、NGの理由としては「あまりにお返しが早いと、お祝いを期待していたと思われてしまうから」なんて言われていたり、出産後すぐの忙しい時期に手間をかけてしまったと思わせるなど…相手の状況を思う気持ちゆえの部分が大きいようです。
お互いの気遣いということに尽きるのだと思いますが、一つの目安を置くとすれば、「お祝いをいただいてから1ヶ月後ほど」と考えておくといいようです。
時期は前後しても大丈夫。育児で忙しい場合などは、いただいてから2カ月くらいでももちろん問題ありません。遅れてしまったことについてひと言添えると丁寧です。
「早すぎず、遅すぎずを意識」。こう言うとなんとも曖昧な表現にはなってしまうのですが、 赤ちゃんの体調や気候、ご家族の仕事の予定などを考慮し、またお宮参りの時期も、今は臨機応変に対応されている方が多いのであくまでも目安として、無理なく対応していただきたいです。
Q.「落ち着いてから食事に誘う」のはOK?
お返しとして食事に招くのも一つの選択肢としてありますよね。
どなたに対してもOKというわけではなくて、「親しい間柄」「気を使わない関係性」の場合に一緒に食事をするという方が多いようです。
そして、お品よりも交流の方が喜ばれる相手や、配送するよりも会って話したい、赤ちゃんを見たいと言ってくださった場合など。
自宅に招く場合も、ベビー育児が落ち着いて一緒に外食に連れていく場合でも赤ちゃんはもちろん、ママの体調や家族の状況第一に負担のないように考えたいですね。
赤ちゃん連れOKのお店の情報はどんどんアップデートするに越したことはないので、この機会にリサーチしてみるのもいいと思います!
お返しの相場は、いただいたお祝いの半額〜3分の1ほどにする方が多いようです。厳密な決まりがあるわけではないので、高額なお祝いをいただいた場合は3分の1など、贈る相手やお祝い額によって臨機応変に対応を。
また、現在は「大安」など六曜を気にする習慣も徐々に減ってきていると思いますが、年配の方など先方がお日柄を気にされる場合は「仏滅」と「赤口」の日は避けるという伝統を基本に、相手のご都合を考慮したいですね。
熨斗(のし)の種類って?
主な慶事の熨斗の種類は、
結婚祝…結び切り・紅白/金銀
出産祝…蝶結び・紅白
新築・引越し祝…蝶結び・紅白
七五三・入学祝・合格祝…蝶結び・紅白
↑上が紅白 結び切り、下が紅白 蝶結びです。
ちなみに右上の小さな飾りが「 熨斗(のし)」です。もともとはあわびを薄くのして干した「熨斗鮑(のしあわび)」。生ものの象徴として添えられていたもので、神事のお供物として用いる貴重なものです。
出産内祝の場合は、一般的に5本の紅白「蝶結び」の水引を用います。蝶結びは何度でも結び直せるという意味があるので、何度あっても良いお祝い事に使われるのです。
名前を入れる場合は、両親の名ではなく、生まれた赤ちゃんの名前(姓は不要)を入れます。
蝶結びは「花結び」とも呼ばれます。そして、MuSuBi cottonのロゴマークに近い「梅結び」も、何度あっても良いお祝い事に使います。梅結びには「固く結ばれた」「魔除け」「運命向上」という3つの意味が込められているそうです。
結婚など「一回きり」のお祝いには結び切りの熨斗を使うので間違えないようにしたいですね。
まとめ
編集部内のママスタッフに聞いてみると、
「真冬生まれだったので、少し暖かくなってからお宮参りを計画した」
「里帰り出産後、バタバタだったので、お返しの発送がどんどん遅くなってしまった…」
「友人へのお返しはすぐ決まったけれど、あまり会ったことのない親戚など内容がなかなか決まらなくて悩んだ」
といった声も。出産後の生活は予想通りにいかないことの連続で、それぞれ個々の事情が重なります。
特に、出産後数ヶ月はベビーだけでなく自分の体調管理も大変だったり、出産前のように身軽にテキパキこなせない!(なんだか頭がすっきりせず、思考が進まない、なんて話もちらほら…)
そんな状況では無理せず、赤ちゃん、そして自分や家族の毎日のことを回していくのがまず優先になって当然かと思います。
周りの方たちからのお祝いの気持ちはこれから始まる赤ちゃんとの暮らし、子育てへのエールの気持ちでもあります。状況的にゆとりができてから、お祝いしていただいたお礼の気持ちを「お返し」や言葉でしっかりと伝えられたらいいのではと思いました。
気持ちを届けるギフト
MuSuBi cottonでは、人気の絵本もセットしたギフトなど、贈りもののラインナップに力を入れていく予定です♪
ベビー誕生のHAPPYな瞬間を祝福するあふれる気持ち。みなさまの想いを届けるお手伝いができることをスタッフ一同嬉しく思っております。
アイテムページもぜひご覧くださいね。
★今回も最後までお読みいただきありがとうございました★