はじめてのケータイ。スマホ?キッズケータイ?

はじめてのケータイ。スマホ?キッズケータイ?

2024/09/20

皆さま、こんにちは! MuSuBi CLUB 小学生ママライターの”つむぎ”です。

 

子どもが大きくなり行動範囲がひろがってくると、

連絡を取ったり、居場所を確認したりするのに、

携帯電話を持たせようか…と考える方が多いでしょう。

 

子どもに持たせる「携帯電話」の選択肢としては大きく2つ。

スマホかキッズケータイか。

 

「キッズケータイって、今でもあるの?」

「スマホは何歳から持たせるべき?」

「そもそも、スマホとキッズケータイは何が違うの?」

 

なんて…

今まさに、どちらにするべきかで悩んでいませんか?

 

わが子に持たせるならどちらが良いのか、

そもそも、どう違うのか。

 

“スマホかキッズケータイか問題”で悩む皆さんの疑問にお答えします。

 

目次

- みんなはいつから、何持たせてる? 世間の子どもケータイ事情 2024年版

- 「どちらにするか」答えは家庭の考え方次第。まずは方針を決めよう。

- 料金はあまり変わらない

- キャリアの選び方

<結びにかえて> ~実録”つむぎ”家長女のケータイ事情~

 


 

みんなはいつから、何持たせてる? 子どものケータイ事情 2024年版

小学生になると、習い事やお留守番のときに連絡を取れるよう、キッズケータイやスマホを買う家庭が増えます。

 

「みんな持ってるから欲しい」

「私もカメラで写真を撮りたい」

「動画が見たい」

 

などと、子どもからせがまれるようにもなりますよね。。

 

「みんなって何人なの!?」

なんて、自分が親から言われたセリフを言いたくもなりますが、

実際世間一般ではどうなのでしょう。

みんな、いつから何を持たせているのか…。

 

データを見てみましょう。

 

・モバイル社会研究所「スマホの所有開始年齢 低年齢化は鈍化傾向」

https://www.moba-ken.jp/project/children/kodomo20230227.html

 

こちらの調査結果によると、

 

・キッズケータイは小学校入学前後

・スマホは中学校入学前

 

に持ち始めるケースが多いようです。

 

確かに、MuSuBi CLUB 編集部のパパママたちの肌感でも、小学校高学年になると、クラスの8~9割の子がスマホを持っている印象。

 

一方で、小学校入学前後の年齢でスマホを持たせるのは早いと考えるのか、低学年までに連絡手段として必要な場合は、キッズケータイを買うというのが一般的なようです。

 

そうなると、その間の年齢で今まさに子どもに携帯電話を持たせようと思っている方は悩みますよね。

 

スマホなのか、キッズケータイなのか…

どうやって選べば良いのでしょうか。

 

 

「どちらにするか」答えは家庭の考え方次第。
まずは方針を決めよう。

どちらが良いのかを考えるには、まず両者の違いを知っておく必要があります。

 

キッズケータイとスマホの大きな違いは

 

1. インターネットができるか

2. アプリが入れられるかどうか

です。

 

インターネットやアプリがあることでできるのは、家族以外との電話、チャットなどのやりとり。

 

キッズケータイの使用用途は「家族との連絡」に特化していて、それ以外の機能は制限されているため、親の目が届かない人やWebサイトに、勝手につながる心配がありません。

 

一方、スマホには一定の制限はかけられるものの、インターネットやアプリが使えるので、基本的には大人のスマホと同じように、外の世界と繋がることができます。

 

この違いを押さえた上で、どちらを選ぶのか。

それは、各家庭の考え方次第だと思います。

 

例えば「家族との連絡さえできれば」という家庭ではキッズケータイが安心ですし、「そろそろネットをさせてもOK」と考えるならスマホを選んでも良いでしょう。

 スマホを持たせること、持たせないことで

何をしたいのか、何をさせたいのか、何をさせたくないのか。

 

親自身の考えをしっかり決めれば、自ずと答えが決まってくるはず。

それぞれの家庭のスタンスに合った選択が大切だといえますね!

 

先輩パパママも、それぞれの考えで

スマホかキッズケータイかを決めているようです。

参考にしてみてください。

 

 


 

 

料金はあまり変わらない

子どもに携帯電話を持たせようと思ったときには、金額面も気になるところではないでしょうか。

 

「スマホの方が高いのでは」と思われる方も多いかもしれませんが、

実はキッズケータイとスマホで、かかる費用は大きくは変わらないんです。

 

月額プランでは、キッズケータイだと500円前後を謳っていることが多いですが、

実は、位置情報サービスを利用したり、通話をしたりするのにプラスの料金がかかって、結局1,000円前後することが多いです。

 

一方でスマホは、多くのキャリアで、15歳以下の子を所有者にする場合に安価なプランが提供されており、そちらも1,000円前後が相場。

スマホの場合は、アプリを使えば位置情報確認も通話も無料で利用できるので、基本料金以外にはかからないケースがほとんどです。

 

そうなると、キッズケータイもスマホも、月々の料金はほぼ変わらないと言えます。

大きな差が生じるとしたら本体代です。

キッズケータイの本体代は、2万円前後。

 

参考:https://kodomomimamori.com/kids-phone-compare https://www.showcase-tv.com/mobile/kids-sumaho-osusume/#kidsplan-au

 

スマホは最新の機種にすると、高額になります。

ただ、キッズケータイより安価に買えるスマホ機種もありますし、

お得なプランを使えば機種代を抑えることも可能です。

 

なので、料金面で「スマホの方がかなり高くつく」ということはありません。

どちらを選ぶかは、子どもの使い方や家庭のルールに合わせて決めると良いですね。

 


 

キャリアの選び方

キッズケータイかスマホ。どちらにするか決めたとして、

次に考えないといけないのは、どのキャリアにするかです。

キッズケータイの場合は、親が契約しているキャリアと同じところにするのが基本です。 そもそもソフトバンクとauでは、親回線の契約がないとキッズケータイを持つことができません。

 

ドコモはキッズケータイ単体で契約することが可能ですが、親が他社なのに子どもがドコモのキッズケータイでは、家族間の無料通話が使えなかったり、メッセージのやりとりが有料だったり、GPS管理するための手続きが大変だったり…。

 

メリットがありません。

スマホの場合は、子ども単体で契約しても、子どもの年齢によってお得なプランで使えることが多いので、どこで契約しても大きな違いはありません

親と同じキャリアであれば、家族間通話が無料になることも多いですが、通話もアプリで済ませてしまう場合は、それほど重要ではないでしょう。

 

必要なデータ量や子ども向けの機能が充実しているかどうか、または時期によってお得なキャンペーンがあるかどうかなどを参考に決めると良いでしょう。

 

特に、格安SIMを利用するのであればスマホの維持費もかなり抑えられるので、子どもに使えるスマホを契約するときは、キャリアの選択肢に入れることをおすすめします!


 

 

<結びにかえて> ~実録”つむぎ”家長女のケータイ事情~

わたくし”つむぎ”家では、長女が小学2年のとき、

習い事の送迎をきっかけにキッズケータイを購入しました。

 

当時(約5年前)は小学生が持つのはキッズケータイが主流だったので、

迷わずキッズケータイにしたのですが、

同じ時期にキッズケータイを持ち始めていた周りの子が、

1~2年するとスマホに変えていたのを覚えています。

 

学年が上がるにつれ、同級生でもスマホの子が増えてきて、

「私もスマホが欲しい!」

というようになりましたが、

友だち同士のLINEやSNSでのやりとりでトラブルに巻き込まれるリスクを考えて

「ウチは小学生のうちは持たせない!」

と言ってきました。

 

が、

 

6年生になり、少し遠方の習い事に通うことになったり、

私自身が仕事で帰りが遅くなることがあったり、、、という状況になり、

やはり私と子どものやり取りも、LINEでできた方が便利だ…

と感じるようになり、

少し早いですが、小学校卒業まであと半年になったタイミングで、ついにスマホに変えました!

 

まさに、ご紹介した調査データ通りの行動です(笑

 

実際に使い始めて、連絡は便利になりましたが、

やはり学校から帰ったらずっとスマホを触るようになったり、親が見ていないところで友だちと長々電話していたり、、問題も出てきています。

 

先輩ママに「スマホは一度持たせたら終わりだよ!」と言われたことがありましたが、その意味もよくわかります(笑

 

とはいえ、

思っていたより簡単に、子どものスマホに制限をかけられるので、それを活用しながら、適度な使わせ方を模索中です。

 

6年生まで「スマホ買わない」としてきた選択にも、全く悔いはありません。

 

こんな体験談も、皆さまの参考になれば幸いです。

まずは親自身がしっかり方針を決めて、良い選択をしてくださいね!

 

※本文中の画像はイメージです

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました